生かされているという意識を持つと、楽になる。

12月も後半になり、ずいぶん冷えてきました。
寒くなると、太陽の暖かさが身に沁みます。
日陰よりは太陽に当たる場所を歩きたい。
あぁ、太陽って偉大だなぁーって、日々感じさせられます。

太陽が地球を照らさなくなると、一週間で約マイナス200度ほどになると言われ、
私たちは生きていることができません。
地球を照らし、私たちを暖めてくれる太陽、
YOGAでは“太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)“という一連の動きの流れがあり、
自然からのエネルギーを受けて、その恵みに祈りを捧げる。という意味あいがあります。

太陽に生かされていることに祈るのです。




そんな偉大な太陽を浴びながらこのブログを書いているのですが、

わたしたちの、あなたの身体がいま動いているのも、「大いなる何かに生かされている」から。

「大いなる何か」って?

「わたしという意識」は、常に動き回っています。
怒った出来事に対してイライラしたり、怒ったり、悲しくなったり、落ち込んだり、執着したり、羨んだり。
何かの選択に迷ったり、心動かされたり。
なかなか返信が来ないあの人からのLINEについて悩み、あの人はこう思ってるのかも?!きっとそうだ、あーどうしよう??ねぇ、どうする?…笑。
まだ起きていないことを妄想して不安になるのも大得意ですよね。
あるある。よーくある。

そんな、揺れ動きやすい「わたしという意識」とは全く、まったく関係なく。
いまこの文章を読むために目が動き、情報を処理して内容を理解しようとしている。
口から食べ物を入れると、「わたしという意識」はまったく介入しない中で
食べ物が消化され栄養分と排泄物とに分けられ処理される。
息を吸えば横隔膜が広がり、息を吐けば横隔膜は収縮し呼吸が繰り返される。
「わたしという意識」はまったく介入しない中で、全身に血が流れている。
鼻から吸った呼吸は一酸化窒素を含んで血管に流れ、血管が柔らかくなり血流がUPする。
心臓が動き、脈を打っている。
…数え上げればきりがありません。

日々、揺れ動き、振り回され、まるでそれが「本当のわたし」であるかのように思ってしまう「わたしという意識」とはまったく関係のない中で「わたし」は生かされているのです。



自分の身体のことって、動くのが当たり前のように感じでしまいますよね。
けれど、大きな何か、言い換えれば...魂のようなものにわたしたちは生かされているんです。
そう考えると、健康でいられることって奇跡的なことの連続だ!今ここにいられることって素晴らしい!って、しみじみと、ジーンとさせられます。

もちろん毎日こんな気持ちでいられるわけではないです。笑
一昨日も、なんだか急に悲しくなって星を見上げながらなんだか涙が出てきたし。笑
けれども、あ。この星にさえ生かされているなって思ってまたジーンとしちゃった。

たまにでいいから、「わたしが!」「自分が!」という頑張りから少し離れてみよう。

そして自分の中に流れる、大いなる何かに寄りかかってみてください。

太陽がある、海や空があり大地がある、
そして何かによって生かされている「わたし」がいる。
それを感じると、少しいろんなことが楽になるかもしれません。
たまにでいいんです。そんな時間が増えてきたら、自分にも、隣にいる誰かにも、少し優しくなれるかもしれませんね❤︎


長くなりました。
読んでくださってありがとうございます!
最近サーフィンをしています。
海に入っていると、
あー生かされてるーーっていう気持ちが止まらない。笑
上手に波乗りできなくてもそれだけで満足。

Pranava YOGA Ryoko Susa

Pranavaは、「良い船」という意味。Pranavaによって私たちは世俗的な河の向こう岸に渡ることができるとされています。 先人たちからの教え、そして大いなる自然からの学びを通して、自分の内にある光、豊かさ、あたたかさに気づいていくために。 まずは身体に、呼吸に意識を向けるところから始めましょう。 そのツールとして、YOGAや私なりの心地よいライフスタイルをお伝えしていきます。

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